
北アフリカや中東の乾燥地帯で古くから人々とともに暮らしてきた、一つのこぶをもつ大型哺乳類。
細長い脚と引き締まった体をもち、灼熱の砂漠をゆっくり進む姿は乾いた大地の象徴として知られている。背中のこぶには脂肪が蓄えられており、水や食料が少ない環境でも長期間活動することができる。
体長は約3mほど。幅広い足裏は柔らかな砂に沈みにくく、長距離移動に適している。長いまつ毛や閉じられる鼻は砂嵐から体を守る役割を果たしており、過酷な砂漠環境への高い適応力を備えている。
古くから交易や移動を支える存在として利用され、「砂漠の船」と呼ばれ親しまれてきた。