
中央アジアの乾燥地帯や寒冷な砂漠に生息する、二つのこぶをもつ大型哺乳類。
厚い体毛と頑丈な体つきを備え、厳しい暑さと寒さが入り混じる過酷な環境に適応している。背中の二つのこぶには脂肪が蓄えられており、水や食料が少ない状況でも長期間活動することができる。
体長は約3mほど。幅広い足裏を使って砂地を安定して歩き、長距離をゆっくり移動する姿は「砂漠の船」とも呼ばれている。草や低木を食べ、乾いた植物でも栄養を得ることができる。古くから人や荷物を運ぶ家畜として利用され、交易路では欠かせない存在だった。
現在も中央アジアの文化と深く結びつく動物として知られている。