
中米の熱帯雨林や湿地帯に生息する、バクの仲間では最大級の哺乳類。
灰褐色の大きな体と、短く伸びた柔らかな鼻をもち、森の中を静かに歩く姿にはどこか古代的な雰囲気が漂う。小さな目と丸い耳を備え、警戒しながらゆっくり行動する様子が特徴的である。
体長は約2mほど。鼻はとても器用で、木の葉や果実をつかんで食べる際に役立っている。泳ぎが得意で、暑い日には川や沼に入り体を冷やしながら過ごすことも多い。夜行性が強く、昼間は森の茂みに身を隠して静かに休息する。
森林破壊や狩猟の影響によって数が減少しており、現在は保護活動が進められている。